よくあるご質問と回答
ご飯の芯が残るのですが
炊飯時の浸漬時間(お米を水に漬けておく時間)の不足が考えられます。浸漬時間が足りないと、水分が米粒の芯まで十分に浸透しないため、芯の部分まで火が通らず、粘りの少ない、硬いご飯になってしまいます。
精米・無洗米は、季節を問わず、60分程度水に浸すことをおすすめしています。
ご飯に甘みが感じられないのですが
洗米時に、水の濁りをとろうとして力を入れて研ぎすぎると、お米から栄養分や甘みの成分などが溶け出し、甘みの成分を濁り水として捨ててしまうことになります。
最近の精米は、機械技術の進歩により、表面に付着している「肌糠」が少なくなっています。
そのため、それほど力を入れずに、水中で米を洗うように研ぐことを3回ほど繰り返すことで、十分に糠を取ることができます。
お米の割れが多く感じられるのですが
お米は、直射日光や乾燥した空気に触れると、水分が蒸発してひび割れを起こします。
ふたのある容器にお米を移し、直射日光の当たらないところに保管することをおすすめしています。
米袋に穴が開いているのですが
お米を一時保管・陳列する際に積み重ねる場合、袋が破れるのを防ぐために穴が開いています。家庭で保管する場合は蓋のある容器に移し替えることをお勧めします。
ご飯が洗剤臭いのですが
お米は、非常に臭いを吸収しやすい性質を持っています。
米袋には空気穴が開けられているので、洗剤、石鹸、化粧品などの臭いの強い物質のそばに置かれると、臭いが移ってしまう可能性があります。
ご飯が糠臭いのですが
洗米を手早く行わないと、お米が研ぎ汁を吸って、糠臭くなってしまうことがあります。
ご飯から腐敗臭を感じるのですが
気温が高い状態で、お米を長時間浸漬すると、水温が上がり、お米自体が腐敗する可能性があります。
ご飯がカビ臭いのですが
お米を室内に保存した場合、お米は少量の糠を含んでいるため、それが酸化して、酸化臭または古米臭と呼ばれる臭いが発生する可能性があります。
特に夏場は要注意です。
お米の中に黄色い塊を見つけたのですが
カビの可能性があります。
濡れやすい場所や、気温の変化の大きい場所でお米を保存すると、水濡れや結露が発生してカビの原因になることがあります。
また、計量カップについた水滴が、お米に付着し、カビの原因になることもあります。